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あなたは即興で相手を批判できますか?即興で絶対的に褒め、絶対的に批判する。

「あなたは即興で相手を批判できますか?」と言われるとあまり自信がない。

逆に、「あなたは即興で相手をほめることできますか?」と言われると、結構、自信がある。

批判するにしても、ある程度、相手ではなく、周囲にその批判がまっとうなものであるということを納得してもらえるようなものにしたい。

そのため、批判にはある程度、その対象に対する情報が必要だと思います。的外れな批判をして、後でそれに気づくと恥ずかしくなってしまう。だからだいたい、批判するときは「私が間違っているかもしれないけど」と付けくわえることになり、インパクトに欠ける批判となる。

逆に褒める時は、それが的外れであっても相手には喜んでもらえるし、相手がこうあるべきだということ「そうある」という設定でできるだけ肯定的に分析して褒めるという対応ができる。

褒めるときに、自分との相対でポイントのやり取りのように感じる人がいる。そして、そういう人は批判することが自分のポイントなると考える。

褒めるということは、基本的に自分の分析力の幅を披露する場と考えると、絶対的な褒め方ができると思う。「誰かと比べてどうか」ということではなく、「こうあるべき状況に対してどうあるか」というところを見れるようになる。

そう考えると批判するには常に情報が足りないように思えてくる。そこで、よくやるのは、状況に対して、その雰囲気がマッチしているのかどうかという部分の批判だ。ファッションやたたずまいや言葉の使い方についてのセンス的なもの。ただ、そのセンスが自分自身に批判できるほどないという矛盾に立ち向かわなければならない。

 

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