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支配されるということに慣れていれば、逆にそれは、支配していると言うこともできる。

久しぶりにがっつりとしたトレーニングを行った。

一見変わらないようなことでも、実は同じことだったということはある。その同じことをどのような意識で行うのかによって、スピード感が違ってくる。

自分たちで主体的に行動するということは素晴らしいことだけど、そこに知識や技術がなければ、支配されることを前提とした予測が必要となる。自主的に行動していると自分自身で感じていても、そのように行動することに限定させられていれば、それは動かされているということ繋がる。

支配されるということに慣れていれば、逆にそれは、支配していると言うこともできる。コントロールすることをやめることで、その環境は自分にとってコントロールしやすくなるということ。

会議などで決定権が無いということを受け入れることができずに、愚痴る人もいるけど、その状況を受け入れたうえで状況をコントロールするということを忘れていはいけない。

そういう中で、自分の立ち位置を知り、必要な技術を知るということ課題になる。先に立ち位置を学び、今は振る舞いのための技術を覚えつつある。

そして、これから何が必要になるのか?

コントロールすことができるようになってきたら、より専門的な人に力を発揮しやすい環境を作るための努力をしなければならない。そして、自分自身でもより専門的なものを作れるだけの素養を身につける必要がある。

それがこれから取り組むべきことだと感じている。

久しぶりに2時間半くらいの厳しいトレーニングだったけど、大きな土台ができつつあるということはわかっている。

 必要なことは空気を読めということではなく、自分の立ち位置を正確に確認し、それをより良いものにと考えていく力だと思う。涙を流した分の成長を得ることができれば、その涙には強い意味があるだろうし、いつかその記憶が薄れても、成長の過程として思いだすことができると思う。

権力と支配 (講談社学術文庫)

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インテンション・エコノミー?顧客が支配する経済

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