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思いでは創造行為の終着駅であり、スーパースターが指導者として成功できない理由でもある。

文章を「書ける人」と「書けない人」のちがいということで、文章を書くということは「0を1にするということ」ではなく、「100を1にするということ」だということ。

皆0を1にするということはできずに、5を1にしたり、20を1にしたりしていると思う。2を1にしているような記事や言葉には多くの人が反論したくなるという法則もある。

ここで、何かを教えるということに転じると、指導するということは、「0を1」にしようともがく人に、1つづつ知識を積み上げさせ、「5を1」に、「10を1」にというように選択肢や前提知識を与えていくということだと思いました。

そして、何を教えるかという段階でも、「5を1にする」に、「10を1にする」というようにして、毎日少しづつ蓄積した知識をまとめるということが重要になる。「100を1にする」ということを目指し続けることが大切だ。

素晴らしい経歴を持ったスーパースターが指導者として成功できないケースは知られている。それこそ、「経験はすぐに枯渇する」ということであり、藤子・F・不二雄の「思い出を引っ張り出して出来上がった料理は大抵がありふれた学校生活を舞台にした料理」という話で理解できると思う。「思い出の冷蔵庫」は当人とそのファンに素晴らしいものかもしれないけど、指導される側はより多くのものを欲している。

寿司屋は、寿司の味でしか評価されない。

指導者は、指導した期間の選手の成長でしか評価されない。はず。

 

少年スポーツ ダメな指導者 バカな親

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